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『ブログ・スフィア』

2008年12月17日 09:00

ブログスフィア アメリカ企業を変えた100人のブロガーたちブログスフィア アメリカ企業を変えた100人のブロガーたち
(2006/07/20)
ロバート・スコーブルシェル・イスラエル

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マイクロソフトの企業イメージを劇的に上昇させた1社員ブロガーなど、企業ブログに成功している人たち、すなわち、ブログをうまくビジネスに結び付けている人たちを取り上げ、その成功の要因・そしてブログの登場によって世の中がどう変化してきているかについて書かれている。

ブログの効用は挙げればいくつもあると思う。僕自身もやっていて、前提として双方向であること、そして今までつながると思っていなかった人ともつながれるなど、始めるまでは考えもしなかった日々へのフィードバックが得られる。自分自身についても、発信するということ自体に意味があり、考えをまとめ、それについて意見まで求めれる場なんて、ブログを始めるまで、日常でこんな機会はなかなか得られなかった。

しかし一方では、ブログ(特に企業ブログ)には、マイナス面もある。
主に、ネガティブ・コメント、機密漏洩、ROIの低さ、などが本書で挙げられている。
前者2つは、問題外のことだとしても、企業のインサイダー情報にかかわらない限り、ぎりぎりの範囲で許すべきであると思う。ブログが、企業などによって管理されていると分かった瞬間に読者はブログのその内容を信じなくなるだろうし、そんな良いことだけ言うマーケティングはブログの体質には合わない。ネガティブなコメントも含めて、ブログであるし、始める前提でそれらを許す土壌は少なくとも持っていなければいけないのではないだろうか。
ROIが低いという面を考えてみよう。確かにブログには時間と根気が要る。特にウケようと思う文章を書こうと思えばじっくりと内容を練り、時間をかけなければならない。しかし、立ち上げ当初は特に、だれも見れくれない状態が続き、これでは書いている楽しみも見られない。人気ブログは、指数関数的に閲覧者も増加していくだろうし、その反対は常に見捨てられるだろう。根気よく書けばその分報われるというものではない点はやはりROIが低いと言える。

ではどうすれば、良いブログになるのだろうか。数々のブロガーにインタビューをし、著者は要点を次のようにまとめた。以下に、一部を抜粋する。
・名前と検索エンジン
・焦点を絞って単純に
・情熱を示せ
・正統性を示せ
・コメント機能を忘れるな
・リンクをうまく使え

特にリンクに関しては、新しいインプットがあった。外部へのリンクを制限しているサイトよりも、いろいろなサイトへのリンクを張り、そういうことを気にしないサイトの方がテーマの権威になり、結果として信頼性を築けるというものだ。
情報について常にニュートラルであるということが、結果として良い反響を生むのだ。

ブログとマーケティングの関係性についても述べている。
いつまでたってもマーケティングは無くならないと著者は言う一方で、マーケティングがブログを変える以上に、ブログがマーケティングを変えるだろうと宣言している。

近年は、
文字であるブログ→音声のポッドキャスト→動画、YOUTUBEなど
という風に、メッセージの伝え方もネットの世界では日々変化してきている。
今後もさらに、形は変えていくかもしれないが、それはその形だけであって、そう方向というブログから出た新しい意味が今後もなくならないだろうし、さらに大切になってくると思う。
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