--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『最上のホテル』

2008年12月21日 02:08

最上のホテル その隠された秘密―伝説のホテルマン窪山哲雄の挑戦最上のホテル その隠された秘密―伝説のホテルマン窪山哲雄の挑戦
(1998/01)
富田 昭次

商品詳細を見る


史上最強のホテルマンとしてその名を轟かせている(株)ザ・ウィンザー・ホテルズインターナショナル代表の窪山哲雄氏について綴られている本書。最高のサービス業と言われるホテル業におけるサービスとは何かについて書かれている。

現在の世界にはびこっているグランドホテルなるものは、皇帝ナポレオン三世の発案で生まれたと言われている。そのグランドホテルが第二次世界大戦後、主たる利用者層も富裕階級からビジネスマンへと移り変わり、企業化された近代的チェーンホテルが台頭し始めるのである。

そういった変化の中で、グランドホテルの頃のサービスが失われ、収益性が先行する考えがホテルの世界にも持ち込まれてしまった。

一方、「主人に仕える」というものが前提であるホテルにおいては、その身分や待遇などについても、軽んじられる面が多く、その担い手である人材についても問題は多く、多くの構造的な問題を孕んでいた。

そんな中で、最高のホテルマンと言われる窪山氏の改革についてスポットがあてられる。主にハウステンボスに位置している「ホテル・ヨーロッパ」の改革である。

人と人が接することで初めて商品価値が生まれてくるホテル業という特殊性、その特殊性にも関わらず、経営者のマインドがそこを捉えていないと言及する窪山の指摘。

クックに、ソムリエに、フロントに、各人がプロフェッショナルであるホテルの世界。最高のサービス業だとはよく言われるが、その裏ではそのプロフェッショナル達をまとめあげる優秀な経営者がいることを僕たちは日ごろ意識していないのではないか。
スポンサーサイト


最近の記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。