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40年の見えないコスト

2009年02月08日 17:55

先日、荻窪で先輩とバイト後に1杯。
その時に出た「見えない知識」のお話。

日本企業と欧米企業との違い。一昔前では、年功序列賃金制・終身雇用など、日本と欧米企業の間にはその人々の働き方にも大きな溝があった。
一時日本のバブルの時期は、こういった日本的経営システムがもてはやされたが、そのバブルが崩壊すると、今後は欧米式の生産性の向上や、利益を重視する経営がもてはやされるようになった。
給料などの一般管理費も変動費と捉え、不況となると多くの人材を切る欧米企業。労働者側もそれは暗黙知であり、非常に労働力の流動性が高い労働市場が出来上がっている。
日本も徐々にではあるが、転職市場がインフラとして出来上がりつつあり、多様な雇用体系・転職などの様々な働き方が奨励されるようになってきた。

そういった中でかつての、日本的な長期雇用にはどういったメリットがあったのか。
それが「40年の見えないコスト差」の話に至った経緯だ。

10年勤続の労働者と40年勤続の労働者。同じ仕事をずっとし続けていたとしたら、どうだろうか。
もちろん、10年もやっていたら大体の工程は熟練し、モノによっては一人前になるだろう。
しかし、その10年働いていた人と40年間、勤続していた人の知識の差・業の差を考えたとき、そこに目に見えるような差があるだろうか。もしかしたら、目に見える部分での作業などについてのスピード・熟練の差はないかもしれない。
しかし、目に見えない部分の僕たちには計れないような部分での差ってほんとに大きな差がそこにはあるんじゃないかって話。

それは決して経営というものを考えたとき、給料などの面から天秤にかければ決して、採算が合うようなレベルの差ではないかもしれないけれど、明らかに何らかの莫大な差がそこには潜んでいると思う。

そういった見えない知をどういって顕在化し、利益に結び付けていくか。

そういった知は日本の古くからの企業には少なからず存在するような気がする。そういった眠れるものを発掘していく。
モノづくり大国日本のポテンシャルはそこにあるような気がした。
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