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『向日葵の咲かない夏』

2009年06月16日 00:57

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)
(2008/07/29)
道尾 秀介

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「僕だけじゃない。誰だって、自分の物語の中にいるじゃないか。自分だけの物語の中に。その物語はいつだって、何かを隠そうとしているし、何かを忘れようとしているじゃないか」本文中より。


夏休み前の終業式の日、9歳の男の子ミチオが学校を欠席していたクラスメートのS君の家にプリントやら宿題を持っていった際にS君の死体を見つけて…というところから始まる作品。

道尾さんの作品は初めて読んだのだが、小説も久しぶりに読んだし、かなり特徴的な内容だったので、不思議な感覚で読了。

個人的には読み終わって考えてみると、主観と客体の関係性の不完全さがテーマだったのかなーと思う。
いつでもそうボクたちも思い込んだりそして嫌なことは忘れたり思い出を美化したり、それらの関係が歪んでしまったりそういった現実感は作品の中にあったと思う。
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