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『おい河村!おみゃぁ、いつになったら総理になるんだ』

2009年06月23日 23:17

おい河村!おみゃぁ、いつになったら総理になるんだ―反骨のサムライ世直し十番勝負!おい河村!おみゃぁ、いつになったら総理になるんだ―反骨のサムライ世直し十番勝負!
(2006/09)
河村 たかし

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「門前払いの風物詩・河村は「減税」を訴えた。その訴えが一番現実的ではなかったか。今の民主党が自民党と明確な対決軸を探すとしたら、増税するのか、減税するのか、それ以外に見当たらない。―中略―「風物詩」と言われても、本音を言い続ける河村に、いつか風が吹くのか。相変わらず、偏差値優先主義の松下政経塾が跋扈し、「叩き上げ」が無視されるのか。これも、政治の隠れたテーマである」本文中の新聞記事引用より。


現名古屋市長の河村氏の著作。
本のタイトルだけ見ると、どういった本なのかと内容を疑いたくなるが、本当に真っすぐな政治本である。
政治本は何冊か読んできたが、その中でもとりわけ分かりやすく、そして日本のタブーに迫っている、彼だからできる切り込み、読み終えてかなりの名著だと感じた。愛知県からのたたき上げの議員で、彼の、国家権力との激しい戦いが愛知県における問題を中心に書かれているため、東海圏出身者は特に興味深く読むことができるのではないだろうか。

彼が私の大学の先輩にあたることもこの本を読むまでは知らなかったのだが、家業を継ぎ、中小企業の辛酸を舐め、9度に渡る司法試験への落第、そして秘書として参画した民社党にも除名され、散々な状態から衆議院議員へと昇りつめ、そして現在では名古屋市長へと就任している河村氏。
こういった境遇だからこそできる、国家権力への抵抗とその戦いの話は非常に興味深く、この国日本の構造が彼の議員生活を見ながらひしひしと伝わってきた。

愛知県における藤前干潟の埋め立て問題や、旭丘高校の解体問題、名古屋刑務所での刑務官の受刑者への暴行事件などは、その当時タイムリーに三重県で育ったボクとしては、小さい頃毎日テレビでやっていたニュースで、その裏でどういった利権がうごめいているのか非常に興味深く読めたし、そういった構造が世の中のいたるところに存在することが本書を通じてまじまじと、現実に向き合わされた。

「国民の利益になることでも、議員の利益にならないことをやり始めると抹殺される」という彼の言葉が非常に心に残った。何度周りからいやがらせのような仕打ちを受けても、決して屈せず一人で戦い続ける彼の真っすぐさを応援したくなった。
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