--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

僕はこの一節が好きだ

2008年08月26日 23:59

世界は幻でしかないわけだから、リアリティはいつも砂漠の果てに映し出される蜃気楼のようなもの。それなのに必死で意味を求めてさ、馬鹿なのは私の方で、こうやって現世をイージーに生きている連中の方が悟っているのかもしれないわね。結局、誰一人として人間は宇宙の根源を見極めて死ぬことはできなかった。私はそう思うの。どんな哲学者も宗教家も政治家も…。彼らがこれが真理だと思って捕らえたものは結局、馬鹿でかい象の一部分なんじゃないかしらね。それなりにみんな正しいに違いないけれど、やはりそれなりにみんな間違えているような気がする。
     辻仁成『ニュートンの林檎』



僕はこの一節が好きだ。
スポンサーサイト


コメント

  1. 一ファン | URL | -

    辻仁成ですか。
    本の趣味が合いますね。
    わたしも好きです。
    何って、覚えてるわけじゃないけど、
    彼には共感をします。

    この一節も。

  2. やまぐち いずみ | URL | -

    コメントありがとうございます

    彼の、たまに出る言葉の言い回し、表現が好きです。
    この一節も。

    物語も全般的に好きです。
    『愛をください』という手紙形式のものは面白いです。

  3. 一ファン | URL | -

    愛をください、って前ドラマになったやつですか?
    機会があったら読んでみますね。

    ブラック会社のも、機会があれば読んでみます☆

  4. やまぐち いずみ | URL | -

    コメントありがとうございます

    ちょっと調べてみたのですが、昔ドラマでやっていたみたいですね。
    僕自身はドラマは見てはいないのですが、手紙のやりとりをする小説です。ぜひ読んでみてください。

    ブラック企業のは、めちゃくちゃいいってわけではありませんが、ぱーっと読めるのでぜひ。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://izuyama.blog88.fc2.com/tb.php/132-82472712
この記事へのトラックバック


最近の記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。