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嫉妬の香り

2008年10月12日 20:56

嫉妬の香り (集英社文庫)嫉妬の香り (集英社文庫)
(2004/05)
辻 仁成

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人生とは何か、と私はよく自問する。しかし人生をこうだと言い切ることができる者は少ないし、たとえ、言いきることができる者がいたとしてもその殆どの答えは間違いである。それほど人生とは定義しづらく、定義にそぐわないもの。
もしもあなたが幸福でいたいと願うならば、あなたは決して人生とは何かと考えてはならない。人生を深読みすることは危険であり、人生を悟った気になるのはもっと危ない。これは同時に、愛についても、同じである。
愛とはこういうものである、と私が定義してしまった時に私の不幸ははじまったのだ。愛など、計り知ることは不可能であり、死ぬまで、いや死んでからも理解できないものなのである。
     辻 仁成 「嫉妬の香り」



分からないでもない。分からないでもないからこそ、描かれている人々の分からないでもないその心境が少し怖くなった。

辻仁成の作品は、いつも物語の最後の「救い」を求めて読んでる気がするし、それが好きなところでもある。

いつも、こんな人いないってほど、”きれいなお姉さん”が出てくる。
これも、辻作品の好きなとこ。
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