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『死神の精度』

2009年01月24日 18:45

死神の精度 (文春文庫)死神の精度 (文春文庫)
(2008/02/08)
伊坂 幸太郎

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「誤りと嘘に大した違いはない。五時に来ると言って来ないのはトリックだ。微妙な嘘というのは、ほとんど誤りに近い」
本文中より。



伊坂幸太郎の著作で初めて短編集を読んだ。これも、なかなかいい。

人の死にあまりにクールで、仕事をこなしていく死神。
「死」への思い入れも含めて、日常で当たり前を思っていることを、死神という非日常から見ることで、我々が普通だと思っているものを、見慣れない奇妙なものとして見せつけられる。

死神が現れた時点で救いはない。調査を終えて、8日目には対象は死を迎えるのだ。
しかし、どこか救いがあるような気がする物語。少し不思議な感覚。
僕は、2個目の話の「死神と藤田」が好きだった。
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コメント

  1. 一ファン | URL | -

    兄が勧めてくれたこともあって、伊坂幸太郎の本は、気に入って結構読んでます。

    わたしは、彼の、押し付けがましくない感じが好きです。感動とか、人生訓みたいなものを押し付けない感じ…
    たまにあるさわやかな話も好きですけどね。もう、あらすじは覚えてないですが、「砂漠」っていう本がよかった気がします。

    わたしが覚えている、彼の著書の中で一番大好きなフレーズは、正確には覚えてませんが、全て物事は理屈じゃなく、好みだ、っていうものです。
    みんな、かっこつけていろいろ語ってるけれど(言い訳も含めて…)結局、自分がそれをすきか嫌いかっていうすごくシンプルな感情で動いているんですよね。そういう人間のエゴというか、わがままを認めて、かっこつけないでいられるのが、逆にかっこいいなぁって思ったのを覚えています。

  2. やまぐち いずみ | URL | -

    コメントありがとうございます

    重松さんのような家族愛みたいなあったかくなる本も好きなんですが、伊坂さんみたいなどこかクールな、そんな作品も好きです。

    コメントでそのフレーズは初めて知ったのですが、いいフレーズですね。
    確かにけっこう答えはシンプルだったりするのかもしれませんね。

    『砂漠』という本ですか。おススメありがとうございます。是非読んでみます。

  3. 一ファン | URL | -

    「死神の精度」か「ラッシュライフ」で読んだフレーズだと思います。いずみさんが読んでいないなら、「ラッシュライフ」の中の言葉かもしれません。

    重松さんというのは、重松清さんですか?

    わたしは、今、石田依良さんをよく読んでいます。

    兄に言わせると、わたしの本の趣味は重いみたいです(笑)

  4. やまぐち いずみ | URL | -

    コメントありがとうございます

    僕は読んでいないので、おそらく『ラッシュライフ』の中のフレーズですかね。そっちも気になります。

    重松さんというのは、重松清さんです。
    僕も前レビューで書いたような気がしましたが、『卒業』とか『その日の前に』とかは特に好きですね。

    石田依良さんの著作はまだ読んだことがないのでわかりませんが、重い本が好きなんですか。
    僕も俗に言う重い本というのは好きな方かもしれません。
    前にも挙げましたが、後、辻仁成はとても大好きです。

    最近は、レビュー見てもらったら分かりますが、本は選ばず、雑食で読み漁ってますが。笑。

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