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『経営に終わりはない』

2009年07月04日 22:46


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「日本はまだ三等国だよ、と私は重役たちによくいう。だから、君が会社をやめるまでに、たとえば二十年くらいのうちに、せめて日本を二等国にしてくれ、といいます。そこにロマンがある。これがいまのホンダの経営です」本文中より。


ホンダを作ったひとり、藤沢武夫の著作。彼の名前を知らない方も多いかもしれないが、技術屋の本田、経営の藤沢として、あの大企業ホンダを築き上げた社長本田宗一郎を支えた素晴らしき企業参謀である。
彼のホンダでの経営参謀としての反省を惜しみなく綴った一冊。非常に濃い内容で読み終わった後は付箋でいっぱいになった。経営を勉強する者にとって非常に勉強になるばかりでなく、彼の生き方・考え方に惚れた。これからの私のバイブルとなるだろう。

本田と組むことを決意して当時やっていた会社をたたみ、いざ二輪の世界へと出ていく二人。資本金六千万円で設備投資に十五億円をかけるなど、その大胆な経営手腕もさることながら、まだ大企業でないうちから、世のため人のためを思い経営をしてきたホンダという企業。人様の命を守るために二輪車の性能を向上させたいを思い、安全なテスト走行を行うためにレース場を設けたりと、根底にある経営への志の高さは経営において最も重要なものであると本書を読み終えて実感する。

万物流転という言葉をよく用いる藤沢。本田宗一郎を超える者を創ることはできないと自らもきっぱりと言うが、自らのたいまつを渡す人材育成も怠らない。そして、25年目に揃って引退をする。次々と優秀な人材が現れる素地を作ることで万物流転の法則から免れる。

そしてやはり個人としては、彼の経営参謀としての姿に惚れた。自身を「本田かぶれ」と言ってしまう彼の生き様。かっこいい。
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