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プロフェッショナルに生きるとはどういうことか

2009年12月03日 16:13

”プロ”という言葉を様々な場所で聞く現代。
様々な著名人の特集を行っている『プロ論。』なども読んでいるし、テレビ番組の『プロフェッショナル仕事の流儀』も大好きだし、イチローや松井や、野村監督や(ちょっと野球に偏り過ぎw)、世にプロフェッショナルと呼ばれる人たちは素晴らしくカッコいい。
一元的に”プロ”と言っても、それは”何かをやってお金を稼ぐ人”という意味は広義の捉え方でここで扱うものは少し違う。先述したような方達がボクの言う”プロフェッショナル”な人たちだと思うんだけど、彼らにはどういった共通点があり、そして”プロフェッショナル”と呼ばれ、常にカッコよく世間的にも認められ続けるのだろうか。
こういった問題意識に沿って、2冊の本を読んだ。

プロフェッショナル原論 (ちくま新書)プロフェッショナル原論 (ちくま新書)
(2006/11/07)
波頭 亮

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ザ・プロフェッショナルザ・プロフェッショナル
(2005/09/30)
大前 研一

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偶然にも両冊とも、コンサルティング会社出身であるマッキンゼー・アンド・カンパニー出身の方々の著書であったが、この2冊にも書かれているが、

プロフェッショナルとは、一言で表すならば、「高度な知識と技術によってクライアントの以来事項を適えるインディペンデントな職業」
三つの要件
・第一の要件は職能に関する規定である。プロフェッショナルは極めて高度な知識や技術に基づいた職能を有していなければならない。
・第二の要件は仕事の形式に関する規定である。プロフェッショナルの仕事は、特定のクライアント(顧客・依頼主)からの特定の依頼事項を解決してあげるという形式をとる。
・第三の要件はプロフェッショナルの身分に関する規定である。プロフェッショナルはインディペンデント、即ち職業人として独立した身分である。
波頭亮著『プロフェッショナル原論』16ー17項


とあるように、医者や弁護士、コンサルタントなどの職業を行う者もプロフェッショナルと定義されるのである。
そして話は定義だけには終わらないのである。世間でプロフェッショナルと呼ばれる人々が活躍し、インディペンデントに仕事を行う事ができている裏には数々の努力が存在し、プロフェッショナルであることの同義としてその心構えから、ルールまでが存在する。
それはプロフェッショナルの、一般のビジネスマンとは違う働き方そしてクライアント(顧客・依頼主)との関わり方に端を発している。
プロフェッショナル独特な働き方やクライアント(顧客・依頼主)との関わり方の掟とは何だろうか。

波頭亮著『プロフェッショナル原論』では

1.client interest first/顧客第一主義
2.output oriented/成果指向
3.quality conscious/品質追求
4.value based/価値主義
5.sense of ownership/全権意識


の5つがプロフェッショナルの掟として書かれている。
様々な掟が書かれているが、一言で言うならば、”クライアントのためにできることは責任をもって全てやり妥協しない”ということであると思う。
医師や弁護士、コンサルタントの方々など、徹夜続きの激務を行っているという話をよく聞くが、それは仕事の絶対量が多いのが根っこにあるのではなくて、クライアントのためになることを全て妥協せずにやっている結果なのだろう。
プロフェッショナルと呼ばれる、イチローや松井も野球という道を、妥協せずに自ら鍛錬しているという意味で同じである。固有のクライアントはいないものの、契約した球団に結果を持って報いるという点では同じであるし、その活躍の結果として多くのファンを魅了しているのだ。

特に波頭さんの本では、厳格にプロフェッショナルの定義やその心構えが書いてあり、
プロフェッショナルというのは、何よりも自らを律して常に突き進んで行く信念がとても重要だと痛感した。
”ジブンに厳しく”という言葉を意識しないでも常に投げ続けられるというのが、プロフェッショナルとしての最低限の入り口であり、必要条件であるのだろう。
”ジブンに厳しく”、肝に銘じたい。

最後に、プロフェッショナリズムを考える上で非常に示唆がある、ヒポクラテスの近いを引用しておこう。

一、医の実践を許された私は、全生涯を人道に捧げる。
一、恩師に尊敬と感謝を捧げる。
一、良心と威厳をもって医を実践する。
一、患者の健康と生命を第一とする。
一、患者の秘密を厳守する。
一、偉業の名誉と尊い伝統を保持する。
一、同僚は兄弟と見なし、人種、宗教、国籍、社会的地位のいかんによって、患者を差別しない。
一、人間の生命を受胎のはじめより至上のものとして尊ぶ。
一、いかなる強圧に遭うとも、人道に反した目的のために、我が知識を悪用しない。
大前研一著『ザ・プロフェッショナル』6項

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