--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

フラット化する世界

2007年12月12日 00:08

フラット化する世界(上)フラット化する世界(上)
(2006/05/25)
トーマス・フリードマン

商品詳細を見る


フラット化する世界(下)フラット化する世界(下)
(2006/05/25)
トーマス・フリードマン

商品詳細を見る



最近は読書の秋、おやもう冬かの山口です。
久しぶりに上下巻続きのビジネス書というものを読みました。
あんまりチャラいビジネス書は好きではなくお堅い経営専門書とかの方が好きだったり
する僕ですが、やはり名著はね、読んでおかないと。

『グローバル化』って聞いて今までは直感的に、
競争の自由化(機会の均等っていうよりはどちらかというとプラットフォームというものが設置されるという意味で)とか、アウトソーシング(まぁそんない深い意味は考えずに、安い賃金で安い人にやらせる)とかが頭で浮かんできていたけど、もっといろんなものがあるのね。

ひとつに
『アップローディング』。「ぐろーばりぜーしょん」って聞いてそれは「アメリカ化ではないのか!?」とかいう議論が普通かもしれないけど、その反対で、地域のローカルがグローバル化する現象もあることを始めて知った(マイノリティーはマイノリティーだけど自分の地域の人が海外で暮らしてもマイノリティーだから飲み込まれるということではなくて、インターネットの情報などによってその他国でもローカルを維持できるのだ)。まぁ、これは反対にテロとかのことを考えれば、逆に左右することもありえるが。

もうひとつに
『インソーシング』。これはグローバル化の直接の恩恵ではないけど、大きな市場でたくさんの取引をして、これをコンピューターを使って情報化することでサプライチェーンが規模の経済を持ってしてさらに強力になると。あらゆるものが情報に。


しかし、経済と政治っていうのはいつの時代も切り離せないものですね。
マックなどは多くの国で出店して多くの環境破壊を手伝っている一方で、多くの国をその利害関係に関係なくキャピタリズムにおいてのみの基準によって、こうやってサプライチェーンの一部として組み込むことで、戦争など非生産的な行動を影で抑制しているのだね。”信頼”というものはいつも無形固定資産てきな勘定だけど、とてつもなく大きくて、よくある議論だけど壊れやすくて築きにくい。その信頼を戦争などで一瞬の利益のために壊してしまう事は、のちのえEconomic Opportunityの代償としてはあまりにも小さすぎる。いや、むしろそういう風に、経済的な利益が戦争によって得られる短期的な利益よりも大きくなったのは、最近のことかもしれない。そうした、「核抑止力」的な均衡状態が経済の世界でも起こりつつあるのだと思う。それほどまでに経済は強力だ。政治を飲み込む日もそう遠くはないのではないか。


最後にアフリカの詩をひとつ

アフリカで毎朝、シマウマが目を覚ます。
一番足の速いライオンよりも速く走らないと殺されることをシマウマは知っている。
毎朝、ライオンが目を覚ます。
一番足の遅いシマウマに追いつけないと飢え死にすることを、ライオンは知っている。
ライオンであろうとシマウマであろうと変わりはない。
日が昇ったら、走り始めたほうがいい。
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://izuyama.blog88.fc2.com/tb.php/47-e22eba9b
    この記事へのトラックバック


    最近の記事


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。